千古乃岩(ちごのいわ)酒造 ブログ

明治時代から続く岐阜県土岐市駄知町にある造酒屋。品質第一、おいしいお酒づくりに専念しています。

2005年09月23日(金)

東京農業大学 醸造科学科 [東京農業大学 醸造微生物学研究室 『醸微研』]

画像(180x129)・拡大画像(446x320)

僕は、東京農業大学 醸造学科(現:醸造科学科)を卒業しています。

そもそも、『醸造』とは何か?
一般の人には、なじみの無い言葉。しかし、身の回りには『醸造』に満ちている。


『醸造』とは、微生物による発酵の力を応用して、食品を造ること。
酒・味噌・醤油・酢は有名で、ヨーグルト、納豆、ヤクルト、意外な所では鰹節、くさや、なども『醸造食品』

醸造科学科は、全国の大学で唯一『醸造』の名を冠した、微生物学の専門教育機関。
そして、微生物の活躍分野は『醸造食品』にとどまらず、『環境問題』や『エネルギー問題』などにも大きく範囲を広げています。

大げさと思うかもしれませんが、例えばプラスチック、通常の自然界では分解するまでに、何百年もの時間を要します。
しかし、自然界にはプラスチックを短時間に分解する微生物が存在するんです!!
すごい事に、プラスチックをダイオキシン等の有害な物質を発生させる事なく、無害なものに分解します。

他には、ダイオキシン、石油などを分解する微生物、水を浄化する微生物なども研究されています。
実用化されれば、ダイオキシンによる環境汚染、タンカー事故などによる海洋汚染などの様々な汚染を食い止める事が出来ます。


こういった環境分野も『醸造』の研究テーマなんです。

この他にも、まだ知られていない『有用微生物』が身の回りには、まだまだたくさん存在するはずです!




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酵母・カビ・乳酸菌などの『微生物』は、肉眼では見えません。
しかし、『微生物』も生き物です。
牛や馬などのように世話をしてあげなければなりません。

見えない生き物だからこそ、造酒屋は細心の注意を払って仕事をしています。

左は、『麹菌(カビ)の胞子』を電子顕微鏡で見た様子です。
10μmのサイズって実感ないですよね?
10μm=?mmか分かりますか?

正解は、次回。


今日はこれから、岐阜県多治見市にある『セラミックパーク美濃』で毎月第4土・日に行われるイベント『セラパーク楽々市』への搬入に行ってきます。
みなさん、是非来てください。

Posted by 杜氏:中島大蔵 at 13時10分  コメント ( 0 )

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2005年09月20日(火)

東京農業大学 醸造微生物学研究室 [東京農業大学 醸造微生物学研究室 『醸微研』]

あった! 若い!(当然だ・・・。)


忙しい合間をぬっての捜索。

研究室内での写真は、2枚しかなかった。そのうちの1枚。
まじめに研究をしている写真を探していたが、無かった・・・。

出てくるのは、飲み会での写真ばかり!
白衣を着ている写真すら出てこない。
今思ってみれば、研究風景を撮っておけばと思うが、もう無理な話だ。

この写真、自分を含め12名。懐かしい。
以前、このブログに登場した『hayato』もいる。
みえちゃん・かな・ムカイ・ふじっこ・ワカ・くらちゃん・ちばちゃん・ラッシー・ふさふさ・太田きゅ〜ん・・・だ。.

全員の名前が出てきて良かった。

みんなの了解を得ずに、ブログにupしちゃったけど・・・。
いいよね?




画像(180x128)・拡大画像(485x345)

写真に年月日が写っていた。
『97年5月21日』もう8年にもなる・・・。
そりゃ〜あ、『おっさん』にもなるさ。


さて、この頃の自分は『50:50仕込み』と『Rhizopus麹仕込み』の研究をしていた。
とりあえず、何でもやってみたい性格の自分、この後2年半も醸微研にいることになるなんて・・・。
まったく思っていなかった。

Posted by 杜氏:中島大蔵 at 19時57分  コメント ( 2 )

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2005年09月15日(木)

醸微研 vol.1 [東京農業大学 醸造微生物学研究室 『醸微研』]

一応、『駄知日記』と題してブログを始めたが、2回目にして早くも『駄知』を離れてしまった。

先日、第1回目のブログを書いた。初回という事もあり、おそらく誰も見ていないと思っていたが、意外?な人物からコメントをもらったから・・・。

その人物は、大学生時代の友人『hayato』(本名を出してもいいのか?)
僕のプロフィールを見れば分かるが、『へなちょこ杜氏』は、東京農業大学 農学部 醸造学科(現在では名称が変わり、東京農業大学 応用生物科学部 醸造科学科)を卒業している。

この醸造学科、周りの者によく聞かれるが、『醸造学科は、造酒屋の息子・娘ばかりなのか?』
そんな事はない、おそらく全体の1割強程度しかいない。
では、就職が造酒屋ばかりなのか? それも違う。こんな斜陽業界、求人なんかほとんどでない。 
どの業界でも、そうだが、イメージは恐ろしい。

話は、もとに戻るが『hayato』も、そんな醸造学科で数少ない?造酒屋(千葉県の木戸泉酒造株式会社)の息子で、 『醸造微生物研究室』の友人、いわゆる研究室仲間。
この『醸造微生物研究室』、通称『醸微研』(じょうびけん)、一般人には何の研究をしているか分からないだろう!?いったい何をしているか、このブログでおいおい紹介します。
先に言っておきます、普通の『酒造り』はしておりません。
やはり、『醸造』という言葉のイメージがあるので・・・。


『hayato』、コメントありがとう。


現在、研究室での写真を捜索中!!

Posted by 杜氏:中島大蔵 at 04時21分  コメント ( 0 )

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プロフィール

杜氏:中島大蔵

千古乃岩酒造株式会社

杜氏:中島大蔵

東京農業大学 醸造学科
醸造微生物学研究室 所属

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