岐阜県の東側、土岐市に位置し、
伝統ある美濃焼の産地として
日本の陶器生産量第1位を誇る焼き物の街


町のシンボル「稚児岩(ちごいわ)」
成因は地質学上の捨子石とみられ、谷が出来上がるとともに川水が岩を
侵食しながら谷を掘り下げていって今のように姿を露出し、
谷底にどっかりと収まったものとみられる。
戦国時代、可児郡兼山城の家来で加藤彦右エ門という人が駄知に来て、
お百姓をして暮らしていました。この夫婦には子供がなかったので、
若い頃から信仰している観音様に一心にお祈りしていました。
そんなある夜、観音様より「ここ西南数丁の山上に有緑の地がある。
私をそこに安置しなさい。そうすれば子供を授けよう」とのお告げがありました。
すぐに観音様をささげにやってくると、
この滝ヶ洞でピタリと動かなくなってしまいました。
夫婦はそこに観音様を安置して、その後もお祈りしていると、ある日、
急に空がかき曇って恐ろしい夕立になりました。
その時、谷底から「おぎゃあ、おぎゃあ」という赤ん坊の泣き声がしました。
びっくりした夫婦は岩間を下っていくと、谷底には大きな岩があるだけで、
赤ん坊の声もピタリと止まってしまいました。
しばらくして玉のような子供が生まれました。
それ以来、この岩を稚児岩と呼ぶようになったということです。
また、別の話では この岩は武蔵坊弁慶は持ってきたともいわれています。





矢印の人を見て下さい。
こんなに大きな石なのです!

↓駄知町についてはこちらのぺージでも詳しく紹介されています。
 


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